危険物資格

 

危険物の資格というのは、危険物取扱者資格のことを言います。危険物取扱者は、ガソリンを取り扱っていたり、灯油やアルコールといった爆発したり引火すると危険であるというようなものを取り扱う人のことを言います。

 

危険物を取り扱っているような場所では危険物取扱者の資格を持っていなければいけません。身近な場所ではガソリンスタンドでは、危険物取扱者の資格を持っている人を設置することが義務付けられています。

 

危険物取扱者資格を取得するためには、消防試験研究センターが行っている資格試験に合格しなければいけません。その上で免許を交付してもらって初めて資格を取得したということになります。

 

危険物取扱者の資格を取得した後は、化学工場、ガソリンスタンド・危険物の輸送といった業界で働くことができます。こういった業界へ就職したいと思っている人の場合には、資格を持っていれば、有利です。危険物取扱者の資格は種類があります。すべての種類の危険物に対応している甲種の資格と、指定された危険物だけを取り扱うことができる乙種に分かれています。

 

そしてもうひとつ、第四類危険物の一部分だけを取り扱うことができる種類があります。その中でもガソリンを取り扱う際にもっていると有利な乙種第四類の資格というのはとても人気があるので、資格を取得する人も多いです。

 

今はセルフのスタンドも増えているので、昔ほど危険物取扱者を設置することはないのですが、それでもセルフのスタンドであっても、設置しなければいけないことになっているので、需要はあります。